アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1928 全国大会出場決定、しかし・・・ の巻

 昨夜、遅くに一本の電話が。もう久しく会っていない、電話もしていない相手からでした。地方のとある学校の子供達が、ある競技で全国大会出場が決まり、それは子供たちにとって大きな励みと刺激になっているという話をしつつ、その大会出場もさることながら、普段から活動するために必要な道具などを新調する資金がなく、運営が厳しいと現状を切々と訴える電話でした。

 結論は、寄付してもらえないか?という内容ではありましたが、小さな自治体で人口も少なく、企業などからの寄付も期待できないとなると、残るは地域の一般家庭や参加する子供の身内でなんとかするしかないのか???

 自治体からの補助金は出るといっていましたが、それだけでは到底賄えない額なのだとか。大会出場だけでも200万円ほどかかる見積もりだといっていました。

 200万円・・・。額としては巨額というイメージはありませんが、集めるのが大変なのだとか。単純に1人5000円一口と考えて寄付を募ったら、400人で200万円の計算?

 最近よく目にするクラウドファンディング。過疎地や事業収入からの税収が少ない地域の学校などは、クラウドファンディングを使うことは難しいのでしょうか?管理人はやったことがないので、規制、規則など詳しいことは知らないのですが、純粋に子供たちの育成に賛同する方達の寄付で、全国大会出場を叶えてあげられないものか?昨夜、なんとなく考えさせられました。

 

 東京で生活していると、そして子供がいない生活では学校行事のことに疎いのですが、こういう話を聞くと、日本にも支援すべき教育の現場があるんだろうな・・・・と思いました。