今週の初め、お土産にいただいたインドネシアの食べ物。3年ぶりに味わいました。コロナ禍で人の行き来が止まってしまい、インドネシアから持ってきてもらうお土産は3年ぶりです。
これはインドネシア語では一般にlemperと言っているものですが、南スラウェシ州マカッサルでは、gogosというちまきのような食べ物です。ジャワなどで作っているlemperは中身が鶏肉などですが、マカッサルのgogosはカツオと香辛料です。味は、ジャワのものは甘いですが、マカッサルのは辛いのが多い気がします。
今回いただいたgogosは、とにかく辛かったです。
海苔巻きにしてみました。なかなか合いますよ。米はもち米で、ココナツミルクを使って蒸しています。
これはかまぼこです。otak-otakというものです。マカッサルのotak-otakは大きさも大きいですが、つなぎの粉が少なく、魚肉がたくさん使われているので、魚の風味が強く美味しいです。これもココナツミルクを使って練るようです。
専用のタレをつけて食べます。美味しかった!
南スラウェシといえば、有名な農産物の代表格はコーヒーです。トラジャ地方で栽培されているコーヒーは日本にも輸出されていますね。
このコーヒーは地元では名の通ったコーヒー店のものですが、日本で一般的にやるようなフィルターを使って淹れるのではなく、コーヒー豆を細かくひいたものに熱湯を注ぎ、沈殿させて上澄みを飲むのがインドネシアのコーヒーの飲み方です。もしフィルターを使って淹れると、味がおいしくないような気がします。
思いがけないお土産に、大満足!