アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その2070 3年ぶりの味 の巻

 今週の初め、お土産にいただいたインドネシアの食べ物。3年ぶりに味わいました。コロナ禍で人の行き来が止まってしまい、インドネシアから持ってきてもらうお土産は3年ぶりです。

 

 これはインドネシア語では一般にlemperと言っているものですが、南スラウェシ州マカッサルでは、gogosというちまきのような食べ物です。ジャワなどで作っているlemperは中身が鶏肉などですが、マカッサルのgogosはカツオと香辛料です。味は、ジャワのものは甘いですが、マカッサルのは辛いのが多い気がします。

 今回いただいたgogosは、とにかく辛かったです。

 海苔巻きにしてみました。なかなか合いますよ。米はもち米で、ココナツミルクを使って蒸しています。

 

 これはかまぼこです。otak-otakというものです。マカッサルのotak-otakは大きさも大きいですが、つなぎの粉が少なく、魚肉がたくさん使われているので、魚の風味が強く美味しいです。これもココナツミルクを使って練るようです。

 専用のタレをつけて食べます。美味しかった!

 

 南スラウェシといえば、有名な農産物の代表格はコーヒーです。トラジャ地方で栽培されているコーヒーは日本にも輸出されていますね。

 このコーヒーは地元では名の通ったコーヒー店のものですが、日本で一般的にやるようなフィルターを使って淹れるのではなく、コーヒー豆を細かくひいたものに熱湯を注ぎ、沈殿させて上澄みを飲むのがインドネシアのコーヒーの飲み方です。もしフィルターを使って淹れると、味がおいしくないような気がします。

 

 思いがけないお土産に、大満足!