アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その522 Sarbagita 全線制覇! の巻

 昨日、昼過ぎまで部屋で仕事をし、午後から気分転換をしたく、昨年から走っている大型バスの全線を乗ってみようと出かけました。ホテルの最寄りバス停から、まずはBatubulan行きに乗り込みました。学校はまだ休みなはずなのに、制服をきた小学生が大勢乗っていて、車内は大騒ぎ。

 終点のBatubulanには、ここから乗り継いで各地へ向かうバスのターミナルがあり、祭日なので閑散としていましたが、ターミナル前には一番もあるので、きっとこの集落の中心地なのでしょう。


 サヌールのバス停からbatubulanまで20分。

 午後1時にBatubulanから反対側の終点Nusa Dua行きに乗りました。管理人のホテル最寄りのバス停までは、やはり20分。そこからバイパスを延々と走り抜け、途中のLotte Martを通過するのに20分。そこから今、バリ島で一番渋滞しているのではないかと思うSimapng Siurまでも20分。これはかなり快調。渋滞していたらもっとかかります。


 ここからクタの辺りを通過して、空港前の交差点をわたってNusa Duaへ。トータルで1時間半でした。Nusa Duaへ向かうバスは、途中からフローレス人の団体さんが乗って来て、車内は一転ラテンモード。にぎやか。

 今月末まで無料運行ですが、9月1日より大人3500ルピア、学生、子どもは2500ルピアの通常営業に戻るそうです。

 乗っていて考えた。なぜ、インドネシアではおおかた公共の交通機関の利用が定着しないのか?

 昨日、観察して思ったのは、まず市民の公衆衛生がまだ身に付いていないこと、衛生面に関する生活習慣がまだ徹底されてないことではないか?と思います。要するに、公共の乗り物は不衛生なのです。鼻をほじってそれをバスのポールにこすりつける、これってあり?衣服が汚れていてにおう。これでは、通勤通学に自家用車やバイクを使いたいと思っても仕方ない気がします。

 交通インフラ整備と同時に、生活習慣や公衆衛生の改善も重要だと思います。

 じょじょに都市部を中心に大型バスや電車の開通が実現していますので、今後はそれを使う人々の意識改革に力を入れるべきでしょう。