昨日、午後から台湾鉄道に乗って鶯歌という町に行きました。この町は陶器の街として有名なところで、観光地の一つになっているのですが、国内客が多かったような気がします。
陶器博物館、陶芸体験教室、陶器販売の店があり、週末とあってか観光客がたくさんきていました。
台北からどうやっていこうか考えたのですが、一番簡単な台湾鉄道で移動することにしました。台北駅から各駅停車の嘉義行きに乗り、鶯歌で下車。約30分の道のりです。ただ、短時間に列車がたくさん出ているわけではないので、時間を有効活用したい方は、あらかじめ時刻表を見て計画を立てることをお勧めします。
さて、陶器の商店街を見ていると、
「うわぁ〜〜、これ欲しい!」
と思うのがありますが、値段は恐ろしく高くて、買おうかなという心の動きにはならず・・・。過去に香港で瀬戸物を買って持ち帰る時、空港内でカバンを落としてしまい割ってしまった前科者としては、陶器にはかなり神経質&トラウマ・・・。
台湾製の陶器に混ざって、日本製の陶器、韓国製の土鍋もありました。意外なものとしては、陶器の骨壷も陳列されて売っていたことでしょうか。普通の人が買いにくるのかな?
雑然としたあるお店に、なぜか岩手県の伝統工芸品である南部鉄器もズラ〜っと並んでいました。本物ですが、なんだか表面が錆びてきているようにも見えました。
鶯歌から台北へ戻る時、バスに乗ってみようかと思いました。台北行きのバス停を聞いてみると、答える人がみんなまちまちな道案内。
鶯歌駅周辺から出ているのは、板橋や府中方面に行くバスであり、台北のどこか有名な地区へ行くものではないような気がしてきました。時間はたっぷりあるとはいえ、途中で迷子になっても困るので、しばらくバス停を探したのですが、結局台湾鉄道で戻りました。
乗った列車は、往復とも台湾車両製造のもののようで、東京の電車よりサイズが大きい広軌の列車でした。週末で、台北に遊びに行く人、台北から地方都市に帰る人で、行き帰りとも満員列車でした。
おまけの話ですが、この「鶯歌:Yingge:イングゥ」という地名は、なんだかおしゃれな響きです。鶯の歌。。。優雅で贅沢な印象を受けます。