アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その772 やっぱり信用にならない! の巻

 先週初めから、喉が腫れて熱がある管理人。インドネシアの薬は怖いので、日本から持って行った薬を症状に合わせて飲んで様子観察。

 喉の腫れはいっこうに治まる気配はなく、熱も解熱剤で上り下がりしているだけ。関節は痛いし、くしゃみがでる。
 目から炎?と思うような目の熱さ。

 その後は、咳と痰。これがまた強烈。

 完全にダウン状態。

 不承不承(笑)インターナショナル部門を持っている病院に行きました。

 問診が終わると、医者が言いました。
「これはチフスなのかもしれません。」
 お===>簡単に言ってくれるけど、そんなことありか?なぜかというと、管理人がジャカルタへ仕事の応援要請で出動した時、中部ジャワから来た日本人スタッフや、西ジャワに滞在中のスタッフが、管理人と全く同じ症状を経過中。三者がてんでばらばらの地域から集合した時点で、みんな同じようになってるというのは、どう考えてもチフスとは思えない。
チフスかもって言ってましたよ、医者が。」
というと、他の面々は、
「てことは、ここにいるみんなチフス?...ないないない。第一、従業員たちも同じように風邪引いてたよ。しかも、このホテルのスタッフのなかにも、こんな症状になってる人がいるよね。」

 チフスかどうかは検査しなければわからないので、医者が管理人に検査を勧めました。でも、その検査の正確度が低いことを知っている管理人はお断りしました。

 管理人は、とにかく熱を下げてほしいのが一番の希望ですので、それを伝えると、解熱剤を出したほか、咳止め、喉の腫れのための抗生物質とビタミンなどなどの調合剤を出してくれました。だけど、これも眉唾っぽい検査がありました。
 喉の抗生物質を出すには、40歳以上の患者は血糖値と心電図の検査義務があるといい、馬鹿みたいに検査。日本で風邪を引いて、喉が腫れるたびに心電図とるか?とらない。血糖値測定するか?しない。
 なんだかんだで12000円くらいの医療費でした。あの意味不明な検査がなければ、たいてい3000円くらい。

 海外傷害保険があると思うから、病院もなんだかんだとオプションつけて儲けようということ?
 
 びっくりは、まだ続く。
 もらった薬を一回飲んだら、たちまち喉の腫れが治まって、何事もなかったかのように復活。熱は解熱剤で下がってるだけだと思いますが、解熱剤を飲むと頭がふらふらしてまっすぐに歩けない。強すぎ。
 今は熱もないだろうと思い、解熱剤だけやめ様子観察。咳の薬も出ていたのですが、これは全然効果がないみたい。

 フルコースの症状よりは楽ですが、咳も疲れます。日本に戻ったら、一回まずは病院だな。