アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1461 九死に一生 の巻

 昨日、元履修生で現在インドネシアに留学中の学生から連絡がありました。

「先生、高熱が出て結核と言われて入院しています。」

と。

 うん?結核?そんなことあるの?と思い、電話してみました。

 

 話を聞いてみると、9月初めから留学開始、しばらくして咳が出始め酷くなり受診。出されたフェクトリンという薬を飲んだら、気管支が腫れて呼吸ができなくなるアナフィラキシーショックを起こし、急いで受信。レントゲンを撮ったら結核だと言われた、というのです。

 

 門前の小僧的管理人の医学知識でも、この話だけではにわかに結核だとは思えないのです。肺炎ではないか?と。レントゲンでパッとみただけで結核という診断が出るのなら、相当症状が進んでいるようにも思います。

 さらに、入院後5日間で良くなるような話もしていたというのを聞くと、5日間抗生剤投与で肺炎の炎症がおさまるということなのでは?と。結核は5日間の投薬では治りません。これは経験済みです。

 半年程度、薬を使います。

 

 高熱で頭がうまく機能せず、医師の説明が通訳を介しても理解に至っていないのか、あるいは本当に結核なのか、はたまたインドネシアあるあるの誤診による医療過誤?管理人は、学生の聞き間違いだと思いますが。

 どうしようと不安になって連絡をくれたこの子の気持ちを考えると、管理人も思いっきり心配です。早く良くなりますように・・・。