今日は、「ねこじゃらし」という会の中原義之先生から、鳥取県の弓浜半島が産地の伯州綿を使って、今年の干支の羊を作る手芸をやりました。綿と聞いても、もとがどんなものなのか知らない人が多いかもしれませんね。もこもこした綿が花のようになっているのです。畑で栽培されていて、昔は布団やたんぜんの中に入れたのですが、最近は化繊の綿も多いですので、使い道に困っているのだとか。
さて、今日の講習会では、羊の骨組みは予め用意された物を使い、それに綿をボンドではりつけて羊を作るという作業でした。単調な作業ですが、羊に見えるように作るのは、案外難しいものでした。参加者は、終始無言???で、自分の作品に取り組んでいらっしゃいました。
材料はこれ。茶色いのがありますが、たまに遺伝の仕業で色が茶色くなる個体があるのだとか。
胴体に綿をはります。先生のおすすめは、まずお腹からはって、頭周辺は最後に、だそうです。