高齢化社会と言われて久しい日本社会。当初は単に人口に占める高齢者の割合が高くなる程度の認識だったように思いますが、じょじょに高齢化に伴う問題が表面化して、国や自治体がさまざまな取り組みをしなくてはいけないことが増えています。
ちょっと前までは認知症というよりも痴呆という言い方が主流だったようですが、語感というかイメージがイマイチなので認知症という言い方に改められたのだとか。
さて、昨日はこの認知症に関する自治体の取り組みの1つである認知症サポーターの講習を受講しました。というのも、住んでいるマンションが会場だったので、参加者も同じマンションの住民ということもあり気軽に受講できました。
認知症のさまざまな症状やサポートの仕方など約1時間半ほどの講座でした。受講者は、オレンジ色のブレスレットをもらいました。これは認知症サポーターの印らしく、サービス業などを中心にこのブレスレットをしている人が増えているそうです。
でも、ふと思ったのですが、、ブレスレットをしている人は自分がサポーターである自覚はありますが、助けを必要とする人は、それがわからないですね。このブレスレットの意味自体を、もっと社会で認知されるような取り組みが必要ですね。