アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1796 緊急手術の顛末 第四話 の巻

 4月12日、朝食を食べた後何も食べないまま夜7時の手術に突入。13日は丸々絶食。水も飲んでない・・・。でも空腹感はなかったです。ただただ喉が渇く感じだけでした。

 

 4月14日の朝、食事が始まりました。でもこれがまたすごい!!!

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流動食。当然美味しくない!

 推して知るべし。美味しくない流動食からスタート。しかも、これを食べた後、嘔吐。結局何も食べていないのと同じです(泣)。

 

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次なる食事。おかゆ。。。

 次に出てきたのは3分粥。おかずが美味しくない!魚が煮魚で生臭い気がしました。ちょっとね・・・無理。みかんの缶詰、もう何十年ぶりでしょう・・・。ある意味、これは新鮮。

 

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だいぶ固形が見えてきたおかゆ。でも美味しくない食事には変わりなし・・・泣

 徐々におかゆも固形物が増えてきましたが、美味しいとは言えない代物。きっと管理人は日本のおかゆの匂いが嫌いなんだろうと思います。この中で美味しいのはヨーグルトだけ!

 

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これでもか〜〜〜のおかゆ攻撃

 これが最後のおかゆ食?しかし、この病院は魚が好きなんですかね?やたらと魚ばかり出てきます。しかも和食。体調不良の時に、和風だしは臭くて気持ち悪くなります。

 

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期待を裏切って、またおかゆ

 翌朝出てきたものも、またおかゆ。この日はパイナップルも。このパイナップルは台湾産じゃない!(笑)真ん中の白っぽいもの、なんと変な味の鶏肉のネギをかけたものでした。

 

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ご飯だ!でも美味しくない。また魚・・・

 やっとご飯が出ました。ご飯のときこそ、海苔の佃煮をつけたら?と思ったのは管理人だけ?この魚、焼いたのか煮たのか?よくわからなかったです。煮たんじゃないのかな?味はいうまでもなく・・・。

 

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なんと!カレーだったのが、海老のすり身になっていた!(怒)

 最後の病院食。カレーの予定が海老のすり身に変更???カレーが食べたいのだ!!!このメニュー、ジョアとヨーグルトの取り合わせ。だったら牛乳にして???笑

 

 病院食を食べ続け、ますます早く家に帰りたいと思いました。とにかく美味しくない!美味しい病院食ってあるのかな?と思いますが、おそらく美味しいと感じないのは、体調も問題以外に、病室の匂い、食器の匂いだろうと思います。

 今回わかったことは、管理人は、体調不良の時に日本のおかゆの匂いが嫌いな匂いに感じること、また体調不良の時に和風だしや魚の煮付けは嫌いな匂い。

 

 海老のすり身を最後に、病院食から解放されました!めでたし!!!

 

 <おまけ>

 食事が美味しくないぞ〜とメンバー限定のお友達同士のSNSで写真をアップしていたら、自宅の近所の印刷屋の社長が、

「文句言わないで食べなよ・・・」

とコメントしてました。でも、誰がなと言っても美味しくないものは美味しくない!笑


 

アジアな空間 その1795 緊急手術の顛末 第三話 の巻

 術後はHCUに入り、夜通し看護師が適宜観察、処置をして下さいました。時折、声をかけられ意識の状態を観察したり、血圧を見たり、足のむくみを観察したり、出血状態をチェックしたりと忙しく看護師て下しました。

 

 今回、手術の前に、麻酔の説明がありました。その時、管理人は

「硬膜外麻酔は使いたくない」

と言いました。

「術後、痛かったとしても、その麻酔はしないで欲しい」

と伝えると、主治医も、

「あ、これ、今回は無しでいけると思うし、あと、手術の時にもその希望を伝えますから大丈夫」

と。

 

 あの硬膜外麻酔、やる時がすごく痛いらしい。しかも、あとでやはりしばらくの間、下半身にしびれを感じる人もいるとかで、とにかく嫌なんです!

 

 術後の痛み緩和に点滴で痛み止めを使っていたようですが、麻薬でかなりの痛みを抑える方法を使っていたようです。でも、これがまた強い吐き気が出るので、手術後1日弱経った頃、それも外して欲しいとお願いしたら、すぐに撤収してくれました。

 結果、それを使っても使わなくても痛みはさほどかなったです。

 もし痛ければ別の鎮痛剤を点滴で入れられるとも言われましたが、痛いの範囲が普通にチクチク程度でしたので、それも使わず。

 

 ところで、ふと横を見ると、

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お腹の痛み、術後の痛みより、このドレーンの違和感は大きかった!

 太いドレーンが!看護師さんが、

「尿の量を測ってるんです。」

と。太いドレーン。そんなもの、どうやって体内に入れた?頭が軽めにパニック。

 自力歩行したいと言い、このドレーンを外すかどうかと聞かれ、即答で

「外して欲しい!」

 う〜〜ん。。。ヌルンという感じで外された管は細い管でした。当たり前だよね。

 

 あぁ〜、スッキリさっぱり・・・

 

 HCUから一般入院病棟に移り、しばらくは抗生剤の点滴などが続いていましたが、それも終わり、万が一痛い時ように点滴の針を残しているようでした。

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かなり邪魔!&痛い!!!

でも、この針もだんだん周辺が痛くなってきて、これも外したいと言ったら、

「じゃあ、傷が痛くなったら飲み薬で対応にしますかね。」

と外してくれました。

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 あぁ〜よかった。どんどん体につながるあれこれが外れていく幸福・・・

 

 でも最後まで、オバQタイツは履いたまま。HCUの時は、この両足にシュッシュとマッサージ機のようなものを取り付けていたので快適でしたが、ただこっれを履いているだけだと、窮屈。

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自分のはピンク。他の患者さんを見ると黄色もいました。サイズで色分けなのかな?

「これも脱ぎたい」

というと、

「ああ〜、これは退院まで履いてて下さいということになってるんですよ。でも、もし跡がつくようだったら、下げて揉んで、また履いてでも大丈夫ですよ」

と。

 

 こうして術後約1日経過から2日目の午前中にかけ、着々と管理人は家に帰る宣言をして準備活動に余念がありませんでした(笑)。

 

アジアな空間 その1794 緊急手術の顛末 第二話 の巻

 かかりつけ医からタクシーで帰宅しようと車に乗り、ふと考えました。自宅近所のかかりつけ内科に行っても、もしこれが内科的疾患でなければ、またそこで管理人が嫌いな某救急病院に行くよう勧められるに違いない。だとしたら、先のかかりつけ医と万が一、手術をする場合はこの病院で、と決めていた病院の方が良いのでは?と。

 

 行き先をまた変更して、最初のかかりつけ医から徒歩5〜6分の救急指定の病院へ。タクシー を降りると、もう歩くのも辛いくらい痛かったのか路肩の縁石に座り込んでいたら、病院から出てきた若い患者さん夫婦が駆け寄ってきて

「大丈夫ですか?」

と声がけしてくださり、ご主人は病院に駆け込み受付の人を呼んできました。受付の人が車椅子を押して3人出てきてくれ、車椅子に乗せられ、救急患者観察室へ運ばれました。

 

 看護師や医師が、

「どうしましたか。どこが痛いですか。いつからですか・・・」

と問診。総合診療のような医者、内科、婦人科、外科?などいろんな医者が入れ替わり立ち代り問診、触診して、採血、血圧、画像診断、心電図など、すごいチームプレイでした。

 「鎮痛剤を点滴で入れますよ」

と痛み止めを開始。でも全然効いてる感じがなく、痛くて痛くてどうしようもない。。。筋肉注射でもっと強い鎮痛剤をうってみようということになり、今話題の筋肉注射。そっちの方が腹痛より痛い!笑

 

 流石にその注射は効果が出てきたようで、痛みが治まってきました。

 

 そうこうしていると、テレビでよくみるコロナのPRC検査の完全防備をした医師入場!

「この後、緊急手術入院になる場合に備えて、これ検査します。あとね、これ痛いよ!10秒間、グリグリグリ・・・」

と、鼻に綿棒を入れて帰って行きました。だけど、PCRよりもお腹が痛くて、今回はこのPCRが痛いかどうか、そんなに気にならなかったです。

 

 少ししてCTの画像をみる医師。

 

「ねね、見れる?これ。卵巣がエコーで見たときは6センチ×4センチくらいかなと思ったけど、これでみると、10センチ×6センチはあるように見えるのね。で、これ、今、鎮痛剤で痛みが取れても、またいつか同じように痛くなったり、あるいは破裂したり、茎がねじれて壊死した場合、腹膜炎を起こして命に関わることが起こりうるから、今から手術で取ったほうがいいように思うけど、どう?」

と。

 写真に写る卵巣・・・巨大!片側だけ異常に膨れているのが一目瞭然。しかも、本来分割していないはずの卵巣は、その方向から見ただけでも2分割。こうなると、部屋ごとの内容物が同じかどうかも怪しいし、また卵巣嚢腫は良性であったものが悪性(ガン)に転じることも珍しくなく、自覚症状もかなり出にくい、出たときは末期ということは知っていたので、1分後には手術することを決めました(笑)。

 

 予定して受ける手術と違い、緊急手術はその時、非常事態の陥っている原因部位のみの手術しかできないので、仮に周辺臓器にも病変があってもそこは手術対象外なのだとか。どうせなら、一回仕事でやってよ〜〜〜と思いますが・・・・笑

 

 少しして男性看護師が、

「足の大きさ測りますよ・・・」

と。そして持ってきたのが血栓防止タイツ。

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これが結構圧着が強く、脱ぎ着するのが大変。特に今回のような痛みに喘ぐ患者は一人じゃ無理。

 そして看護師は、せっせとこのきついタイツを履かせてくれました。ふと思いました。

「これ、何かに似てる・・・あ!!!おばけのQ太郎だ!そうか、これ、オバQタイツと命名しよう!」

と馬鹿なことを考える余裕も出てきました。

 

 手術室が空くのを待つこと2時間弱(あの病院は手術室が5、6部屋あったぞ・・・)、執刀医の手配、準備、術式の検討、管理人が手術室に運ばれるまで周辺では色々な動きがあったように見えました。

 

 その間、今回の主治医になった医師が観察室で管理人の様子を見ながら、

「だいぶ痛いのはおさまってきたかな?さっき、すごく痛かったみたいで、痛そうだったもんなぁ・・・。」

と。

 でも、噂に聞いていた卵巣の茎捻転の痛さより痛みがないように思っていました。医者や経験者は、

「卵巣が捻転したら、痛いってもんじゃないし、のたうち回るような痛さでとにかく家でどうにかしようという感じの痛さじゃないから」

と言っていましたので、もっと痛いのかと思っていました。管理人はといえば、朝から自力で仕事へ行き、病院へも自力移動できていたし、経験者よりやや軽い痛み?あるいは管理人の痛みに対する耐性が強いだけ?

 

 そうこうしているうちに、夕方7時に手術室に入り麻酔開始。9時頃には手術が終わっていたらしいです。

 

 手術前の準備なしの緊急手術でしたので、全ておまかせ・・・の手術でした。

アジアな空間 その1793 緊急手術の顛末 第一話 の巻

 4月12日(月)、明け方お腹が痛かったので、4時半に起きてかかりつけ医にもらっていた鎮痛剤を飲んでもう一度寝ました。

 6時過ぎに起きて、まだお腹は痛かったものの身支度をして朝食を摂り仕事に向かいました。駅まで歩き電車に乗って移動しましたが、痛みが朝より強くなりつつあることを感じながら、それでも下車する駅まで行きました。電車を降りると吐き気がしました。痛すぎて吐き気だったのかな?

 

 仕事先に着き、お腹の痛みは横ばい状態で痛いまま。でもうっすらと

「これは今日の仕事は午前中だけとはいえ、無理かも・・・」

と思い始め、上長に事情を話し同僚にも代行を打診。

 様子を見ていた人たちが、

「大丈夫か???大変そうだぞ・・・・。」

「顔色悪いですよ。無理しないで休んだほうがいいですよ。大丈夫だから。」

と。

 それでも1時間は頑張ったのですが、やはり限界。その1時間に二度嘔吐。

 

 帰ることに決め、タクシーで自宅を目指しました。でも、途中で帰宅してもっと悪化して動けなくなったらそれまた大変と思い始め、かかりつけ医に行き先変更。1時間ほど車で移動、クリニックに到着。

 

 痛い痛いと受付をすませると、すぐに看護師が部屋に案内してくれ、ベッドに横になりました。血圧を測ると、220とか。看護師さんが、

「あれ?」

と言いながら、別の血圧計で計り直しても結果は同じ。

 

 医者が診察して、

「う〜〜〜ん・・・。今やってる治療でここまで強い痛みと血圧がこんなに高くなるのはちょっと考えにくいけど。。。。痛みの状態をみると、内科的な何かがないか見たほうがいいのかも。これ、動脈解離を起こしていたりしたら大変だし。何れにしても、ここではできないから大きい病院に行ったほうがいい。その時、前にうちで撮ったMRIのCDも持って行って、今回取り直すなら比較してもらって・・・。」

と。

 

 鎮痛剤を処方され、クリニックを後にしました。

 

アジアな空間 その1792 帰るよ〜〜〜 の巻

 今朝、インドネシアに在住の日本人の友達から連絡がありました。

「今月末、急遽一時帰国することになったよ。帰ったら遊んでね・・・」

 

 なんでも飛行機のプロモーションチケットが発売され、それをゲットしたので帰るとのこと。自動車免許更新をしなくてはいけないので、どうしても一時帰国をしなくてはならないそうです。

 

 ワクチン接種は先週1回目を終えたと言っていました。インドネシアは現状中国のシノバックかアストラゼネカで、それは接種を受ける側で選べないので、居住地区の会場がどちらを調達しているか次第。

 ずっとこの方は接種を受けないと言い続けていましたが、会場がアストラゼネカだと知るや、急いで受ける手続きをしたそうです(汗)。

 

 管理人は、

「予防接種を過信せず、引き続き用心してね・・・」

と伝えました。帰国後も、管理人は仕事柄、海外帰国者との接触はある一定期間を経過した人でないとできないので、この友達がまたインドネシアに戻る頃に一度会えるかな?くらいです(笑)。

 

 この頃、大阪では新規感染者が増えていますし、東京も負けていませんね。予防接種完了者の感染者も出ていますし、もうどこに落とし穴があるのかわかりません。

 

 引き続き気をつけましょう!

アジアな空間 その1791 パイナップルは繁栄の意味 の巻

 先日買った台湾産パイナップルの頭の部分を栽培してみようと考えた管理人。ネットでは水苔がいい、水栽培もできると情報がありました。

 とりあえず水栽培でやってみようと思いました。

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 これを台湾にいる友人に送ったら、

「下の部分に魚を入れたらいい感じ・・・」

と返信がきました。魚かぁ・・・

 魚はまたややこしくなりそうだなぁ。。。と思い、とりあえずペンディング

 

 日本にいる台湾人の友達にその話をしたら、

「台湾ではパイナップルは繁栄の意味があるので、台湾人もパイナップルの頭を残して家においてますよ」

と。

 

 へ〜〜〜〜、繁栄の意味があるの???知らなかった!

 

 と、言われてから昨日水栽培を始めた我がパイナップルの頭を見たら、葉っぱの先端がなんだかもうしおれ気味・・・。繁栄しない???嫌な感じ・・・笑

 

 国が違えばいろんな習慣があって面白いですね。 

アジアな空間 その1790 捨てる神あれば拾う神あり の巻

 ここ数年、仕事をしていて考えさせられることです。

 

 

 コロナ禍で仕事の仕方が随分変わった人多いことでしょう。昨日、ある仕事関係の方がメールをくださり、最初はリモートも目新しく嬉々としてやっていたものの、仕事も生活も家で完結というのがなんとなく不自由に思えてきたというのです。

 生活にメリハリがないということでしょうか。また、ふと資料が必要な時、デジタル化されていないものは会社に行かないとわからないという不具合も起こったりと。

 

 先が見えそうで見えないコロナ禍での生活は、確かにそろそろ疲れてきました。

 

 捨てる神、拾う神。

 管理人も、

「この環境では不要物。でも別の環境では必要とされている」

を強く感じる一年でした。

 これをネガティブに受け止めるか、ポジティブに受け止めるか・・・。

 

 ポジティブでいきましょう!

 こっちがダメでも他が必要としてくれるなら、それはそれで幸せです。

 

 昨日、2箇所の病院に行き、仕事まで時間があったので、病院の向かいにあるデパートに入りました。平日の日中、客も少なくゆっくり見れました。そこで思わずスーツを買ってしまいました。時々買いに行くお店ですが、自分で選んだことはなく、いつもの店員さんが勧めてくれるものを買っています。

 好きと、似合う、は違いますよね。と思って、店員さんを信じて買っています。

 袖丈が長かったので、サイズ直しに出しています。後で宅配便で届けてくれるそうです。時々、自分へのご褒美をあげないと乗り切れないです。このダラダラのコロナライフ・・・。