アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その20228 術後の安堵 どんでん返し の巻

 術後の説明を聞き、安心して帰宅。朝からずっと緊張していたこともあり、11時頃にはもう寝てしまいました。1時半過ぎ、電話が鳴りました。一瞬、目覚ましの音と思ったのですが、一度切れてまたすぐになったので、うん?と思ってみたら、病院からでした。

 容態が変化、CCUに移動して集中的に観察しています、とのこと。

 「うん?CCU、血圧低下?心臓に水?」

 頭がぼーっとして回らない状態だったのですが、とにかく異常があったことだけはわかりました。医師が、

「かといって、今すぐ病院に来てくださいと言うことでもないので、大丈夫です。」

と。

 そうは言われても、万が一を考えてしまいますよね。

 

 友達に事情を話し、どうしようか・・・と相談したら、もし行けるなら行ってみるだけ行ってみてはどうか?と。そうだなと思い、着替えてタクシーを呼ぶことにしました。

 

 ところが、真夜中の2時以降はタクシーがほぼ手配できないことを初めて知りました。自宅周辺のタクシー会社5、6社に電話しても、車がない、手配できない、との返事。タクシーアプリでも、圏内にタクシーがないので配車できない、とメッセージが。

 

 それまで管理人はタクシーは24時間いつでも呼べるものとばかり思っていました。

 

 他にタクシーを呼ぶ手段はあるのか?考えてもわかるはずもなく、ダメもとで自宅向かいにある地元企業の社長にメッセージを送ってみました。夜中の3時に起きてるわけないですよね。

 すると意外なことに、ソファーでうたた寝していたところ、目を覚まし、時計を見たら3時。布団に寝ようとベッドに移り、その前に携帯をチェックしてみたらメッセージがあった、読んだらタクシーを呼びたい相談。なんだそれ?どうしたんだろう?と思って、すぐに返信をくれました。

 事情を伝えると、え?今、そっちに行くから送ってくよ、と。

 

 こんな偶然、神の計らいですね。3時半過ぎに病院に到着。CCUに案内され面会しました。その時は、もう普通の状態に回復し、寝ないで起きている様子で安心しました。本人もかなり興奮していたのか、ことの顛末を矢継ぎ早に喋り出したのです。術後たまにあるらしい脳梗塞もなさそうだし、その他のことも危険な状態ではないレベルに戻り、管理人もホッとしました。

 5時に病院を出て帰宅。

 

 ヒャァ〜〜〜〜。医師が真夜中に電話してきた時は、ボ〜ッとしていながら、かなり冷や汗モノでした。

 

 この先は、もう問題なく順調にいきますように。

 

アジアな空間 その20227 手術前の説明 の巻

 昨日、家族が入院して、今日の手術の説明を受けました。二人で担当するのですが、そのうちの1人の医師が諸々説明をしてくれました。

 

 「今回予定しているのはAのやり方で、もし途中ダメだとなったらBの方に切り替えます。その場合、ここの部分をこのくらい切って・・・。」

そんな話を聞きながら、やってみないとということなのかな?と思ってみたり・・・。

 

 もう一人の医師は、日常の外来で診てもらっている医師で、こちらはなんとも明るく楽観的、患者の心理的負担が軽減されるような話し方や物腰。こういう医者ってホッとしますよね。

 

 今朝も8時前に、主の執刀医が病室に来て、

「寝ているうちに終わるから大丈夫ですよ。1週間後は歩いたり普通にして大丈夫ですよ。全て大丈夫!ご安心を。」

と励まして退室、思うに午前中の手術にむかうのでしょう。

 

 万事うまく行きますように。

 

アジアな空間 その20226 ジャランコテを作る の巻

 

 昨日の夕方、急にインドネシアのマカッサルのジャランコテなるものが食べたくなり、作りました。揚げ餃子のような見かけですが、中身はというと、

じゃがいもを小さい角切りにしたもの、にんじん、ひき肉、春雨、ゆで卵を小さく切ったものを塩胡椒などで味付けしたものです。

 

 皮は餃子の皮を使いましたが、本当は小麦粉で生地を作ります。日本の餃子の皮よりも厚い皮で包みます。

 

 作業途中、中身の写真を撮り忘れました・・・。

 

 味ははなまるでした!

 

 ジャランコテとは、インドネシア南スラウェシ州マカッサルのあたりでの名前ですが、ジャワなど他の地域では、一般にパステルという名前で売られているものです。

 中身は微妙に違うような気がしますが、スーパーのお菓子売り場などでもよく見かけるスナックです。

 

アジアな空間 その20225 何年ぶり?かで作ったシーフードグラタン の巻

 昨夜、なんとなくグラタンが食べたくなって、冷蔵庫にあった冷凍シーフードミックス、玉ねぎ、じゃがいもでグラタンを作りました。

 

 先日、友達から芽キャベツをもらったのもあったので、下茹でをして半分に切って混ぜてみました。

 

 味はハナマルでした。

アジアな空間 その20224 片付けものをしていたら・・・ の巻

 午前中、自分の部屋の書庫を片付けていたら、

が出てきました。里子が小学校一年生の時に書いたメモでした。

『くいずのもんだいおだすほうほうおかんがえる』

 くが反転してます(汗。

 

 こんな時代もあったんですね。。。。笑

アジアな空間 その20223 盛岡じゃじゃ麺 の巻

 先月下旬、盛岡に行った時にお土産にいただいたじゃじゃ麺

 冷蔵庫にしまって、うっかり忘れていました。まずい!と思い、賞味期限が切れていましたが、見た感じ、大丈夫そうでしたので、今夜茹でて食べてみました。

 

 

 この店のじゃじゃ麺は盛岡で一番美味しいと話題のようです。味噌の味は店ごとに違いますので、そこが好みの分かれ道かな?

 

 管理人は、ラー油を加えていただきました。紅生姜やニンニクは入れませんでした。もし好きな方は、トッピングしてもいいでしょうね。それと、チータンタンはやりません。店で食べてもそうですが、なんとなく卵が生っぽい味がして苦手です。

 

 東京では、東銀座にある岩手のアンテナショップで、このじゃじゃ麺をゲットできると思います。

 

 先日、このじゃじゃ麺に関して、

「ながいおしゃべり」というブログでも紹介されていました。

https://nagaiosyaberi.hatenablog.com/entry/2024/01/24/130033

 

 子供の頃、親戚の家で土曜日になるとなぜかじゃじゃ麺を食べていました。味噌は、おばさんが自分でひき肉などを使って作った自家製でした。味は、お店のような胡麻風味ではなく、肉味噌という感じだったかなと、微かな記憶です。盛岡のじゃじゃ麺とは違う、その家のじゃじゃ麺でしたね・・・。

 

アジアな空間 その20222 世界一美味しい料理ルンダンを作りました の巻

 土曜日の夜、インドネシアスマトラ島パダン地方の料理、ルンダンを作りました。ルンダンは世界一美味しいと言われているそうです。そうなの?笑

 

 どんな料理かといえば、牛肉を香辛料とココナツミルクで煮込んだ牛肉の角煮のようなものです。味付けは、パダン料理ですので辛いのですが、自分で作る場合、辛さは加減できますね。

 

 今回は生の香辛料などを買いに行く時間がなかったので、ルンダンのルーを使いました。インドネシアの調味料など大手食品メーカーのINODFOODのルンダンの素です。他のメーカーからも出ていますので、好みは分かれるかと思います。日本で一番入手しやすいメーカーは、INDOFOODではないかと思います。

 

 さて、今回はバワン・メラ(赤い小玉ねぎ)もなかったので、玉ねぎを使いました。玉ねぎを使うと、全体に甘めの仕上がりになります。玉ねぎのみじん切りとニンニクのみじん切りを炒め、ルンダンの素を加え炒め、牛肉と水を加え、しばらく煮ます。水が無くなりかけた頃、ココナツミルクを加え、1時間半ほど煮込みます。香辛料などと一緒に最初にココナツミルクを入れ、そこに牛肉を加える作り方もありますね。

 これは、まだココナツミルクを入れる前の煮込み段階です。

 

 ここで注意点。ココナツミルクで煮込む料理は、手間がかかります。鍋に付いていてよくかき混ぜていないと、ココナツミルクが分離します。分離したものを食べるとお腹を壊すらしいです。ということで、管理人は、毎回ココナツミルクの料理は、かかりっきりでやっています。

 

 ココナツミルクを入れて、しばらく煮込んでいるうちに、

水気が飛んでココナツミルクの油分が浮き始めます。さらに焦がさないように煮詰めていくと、

 

茶色っぽくなってきます。気をつけないと、油煮のような状態ですので、焦げます。火加減注意です。そしてかき混ぜるのも忘れずに。

 

 出来上がり!

 

 今回は、管理人以外の人が辛いのが苦手かもしれないと思い、唐辛子は追加せず、じゃがいもとゆで卵で、もしもに備えて味の逃げ道を。

 

 

 みなさん、美味しい、美味しいと食べていました。自分で言うのも変ですが、確かに都内のレストランのルンダンより本場の味でした(笑)。

 

 美味しいものは時間と手間がかかりますよね・・・。でも、今回のルンダンは、大満足の仕上がりでした。