アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その375 伊達藩のお膳 の巻

 先日、毛越寺の入り口にあるお豆腐屋さんで昼ご飯を食べていたところ、観光客らしき女性がたずねてきて、
「すみません、餅振る舞いを出すお店はどこですか?」
と聞いていました。

 「餅振る舞い?餅?」
と内心思いながら、私は豆腐を食べていました(笑)。

 お豆腐屋さんに聞いたところ、伊達藩は何にでも餅がつきものだそうで、葬式にも餅がでるのだそうです。米どころだからできること、だそうです。思い起こせば、管理人の知り合いが衣川というところに住んでいて、お邪魔した時の食事は、すべてが餅でした。味が違う何種類もの餅を出されて、管理人は泣きそうでした。だって、管理人は餅が大嫌い。

 さて、毛越寺から乗ったバスの中で、乗客が話をしているのが聞こえてきました。
「餅振る舞い、食べた?」
「食べなかったです。」
「私はね、餅とそば、両方食べました。」
「おいしかったぁ〜」

 何やら、平泉を訪れる人の間では、餅振る舞いはキーワードらしいです(笑)。


 でも、やっぱり管理人は餅じゃなくて鯛の尾頭付き御膳の方がいいなぁ。。。