日曜日の朝のテレビ番組「題名のない音楽会」。今朝は男性合唱団の演奏でした。
ずっと前から思っていました。日本人はなぜ合唱が好きなのか?地域や学校、職場で合唱団を結成して歌っている。そんなに歌が好きな民族なのか?
そして面白いのは、普通の素人集団で結成されている合唱団でも、そこそこ聞けるレベルを持っていること。
歌を歌える、それって心穏やかな人ができる天からの恵みではないか?と思います。ガチャガチャ、ドタバタした生活環境では、人の心を惹き付ける歌声は生まれてこないような気がします。
合唱が得意な日本人たち。これはもう1つ、日本人ならではの民族性があるかもしれません。1人で目立つのは苦手だけど、持ってるものを持ち寄って出し合えば、大きなことができる。長い歴史の中で身につけた「みんなで仕上げよう」の心。
テンデバラバラな集団だったら、グループで何かを作るのは難しい。でも、日本人の場合、1人1人の能力はあまり高くないのかもしれないけれど、ある一定の能力を備えているから、それを寄せ集めれば、よりよいものにしあげることができる。
ところで、ホントに日本人は歌が好きですね。街のカラオケボックス。歌う、歌う、う、た、う!
平和な環境の1つの証かもしれません。