アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1384 医学部不正入試問題 の巻

 東京医大の入試について不正が明らかになって以来、日本の医学部の入試の実態を探るニュスが増えました。性別や現役、浪人の別に加点する、しないが行われていたという話。

 インドネシアの場合、そういう操作は行われているのでしょうか?管理人が思うに、特に性別で不利になるということはないように思います。インドネシアの場合、医師の家庭には一般に家事をする使用人がいますので、育児も含め妊娠、出産が女性医師のキャリアを妨げるような環境にないため、女性が結婚、出産をしても仕事を続けることは普通にできます。

 数年前、姪が医師になり、救命救急の担当になりたいと言っていました。すると、叔父も叔母も甥もみんな口を揃えて反対しました。理由は、
「女はそういう仕事は無理だ。子育てもあるし、24時間関係なく拘束され得るような現場だよ。やめたほうがいい。」
でした。
 反対した3人とも医師ですので、救命救急の大変さを知っているからだと思いますが、まさか、そこで「女だから」を理由に持ってくるとは思いませんでした。

 性差による性役割はどうあがいても変えられないことかもしれません。でも、管理人は、さいしょんスタートラインに立てる、立てないを性別で振り分けるのは、どうかな???と思います。
 

 医学部以外にも、同じように性別で合否を操作する学部ってあるのかな?