昨日、夕方、知り合いのお母さんに会いに出かけました。97歳のおばあちゃんです。もう何十年も会っていなかったので、どうしているかなと・・・。
知り合いの話では、先月倒れて入院したそうですが、退院して回復しているとのこと。でも、見た感じでは元気そうでした。声もはっきりしていて大きいし、何よりも日本舞踊の大先生ですから、体がしっかりしています。時折、
「私ね、足もこうして上がるのよ。」
と言って、まるで新体操の選手のように足を上げて見せてくれましたが、本当に体は柔らかい。。。
認知症のような症状もあまり感じることなく、普通に会話が成立しました。時々、
「私、何歳?」
と聞いていましたが、
「あ、97歳。大正14年生まれ。昭和の前。」
と言っていました。
大正生まれか、、、それもまた久しく聞いたことがない元号です。
管理人の交際範囲では、大正生まれが2人います。もう一人のおじいさんは、これまた元気です。さえさえで、zoomを使って友達と交流までしています。すごいハイテクおじいさんだ。
昨日のおばあちゃんの息子さん曰く、
「母は生命力が強い。もう何回も救急車で運ばれているけど、全然元気になってる。その度に良い医者と出会って助けられて幸せだ。」
と。そしてまた、
「父は49歳で亡くなったけど、母はその分、自分は長生きしようと思っているんだろうね。だってもう父の倍、生き抜いてるから。生きようという気力もまたすごいと思う。」
と。
人間、やはり気持ちは大きく左右するものですね。
コロナがおさまったら、もっとゆっくり食事をしながら会いたいね、と言って別れました。