昨日の夕方、ジャワ更紗の生地を選び仕立てに出しました。デザインは、自分が持っている服と同じようにと見本をつけて出しました。
今日の夕方、仕立て屋さんから連絡があり、見本と同じように作るには用尺が足りないと。。。これが手書きのジャワ更紗の落とし穴なんですよね。柄ゆきとデザインの不一致、デザインによっては生地がたくさんかかることに対応できない。工業で機械生産の布地との違いです。
急遽、別のデザインで作ることに。
昨年は3着、その仕立て屋さんが作ってくださっているので、大体の様子はわかっていると思いますが、細かな寸法の確認が必要で、夕方から指定された部分の採寸をし直して伝えました。
パターンを起こしてみて、見本で出したドレスを作るには、前みごろと後ろみごろをそれぞれ上下ではぐようになると言われ、これもまたジャワ更紗の難しさで、連続する柄が切断、接続の技。どんな柄に仕上がるのかわからないのと、柄を切るのは勿体無いと思い、デザイン変更。
今回は、木の繊維で作った布地でなかなか手に入らないもののようですが、友人でジャワ更紗の商売をしている人の手元に残っている3枚のうちの1枚で仕立てることにしました。
うまく出来上がるといいですが・・・。