アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その660 海外傷害保険 の巻

 昨日からアルジェリアでの人質事件がニュースの中心になっていますね。海外滞在では、それが仕事でも旅行でも、いつ、どこで、どんな災難にあうかわからないだけに、十分注意して行動することを求められます。

 そう考えると、日本は細々とした事件が起こっているとはいえ、世界レベルでみれば安定的に安全な国だと言えるでしょう。

 偶然ですが、昨晩、マレーシアのイポーでインターネットカフェを経営している友達が、
「今日、店に強盗が入った」
と言ってきました。その人はその時、店に不在で、従業員が店番をしていたようですが、2人組の男が、大きな鉈を持って乱入、レジにあった約9万円の現金と、お客さんの携帯電話を奪って出て行ったといいます。その間、わずか1分たらずだとか。
 お客さんや従業員には怪我がなく、それがせめてもの救いだと言っていましたが、怖いですね。

 ところで、これまで管理人は海外へ行く場合、あまり傷害保険加入を考えることがありませんでした。というのは、クレジットカードでかなり高額の保障が自動付帯や利用付帯で付いているため、行った先で病気になっても、支払えない額になったり、また免責のトラブルに巻き込まれることがなかったからです。
 でも、昨年の12月。知人が働くパート先の同僚の方がご主人様とヨーロッパ旅行中に、ご主人が倒れてしまい、保険に加入していなかったために、医療費の支払いがとんでもなくかかったそうで、家を売りにださなければと泣いていたという話を聞きました。

 欧米はちょっとした手術でも何百万とかかるのが普通のようで、その方のご主人のケースは、重体で、容態が安定するのを待って帰国、即ICU入りだったとか。

 倒れた場所では、治療費が払えるような内容ではなかったのか、治療はせずに、ただ生命維持に特化した手当だけをしたというのですが、家一軒の金額とは。。。
 
 というわけで、先日の台湾行きの際には少し調べてみました。

 クレジットカードの保障内容には、疾病治療がついていないか、ついていても補償額が小さいことを発見。今頃?と思うかもしれませんが、これまでの管理人の海外滞在では、そんな範囲で十分に足りていたのです。でも、出発前に、知人のご主人が、
「パート友達のようにならないように、疾病治療費の無制限保障を別にかけたほうがいいよ」
というので、そうかもね。。。と思って、出発当日に空港で加入することにしました。

 死亡保障が大きくても、あまり意味がないように思いますが、疾病保障がなかったら、これは困ったことになりかねません。

 海外へお出かけの方は、ちょっと保険の見直しをおすすめします。