アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その785  バリ島変貌 の巻

 管理人が初めてバリ島を訪れたのは、今から26年前。管理人のインドネシア人生は、振り出しがジャワでしたので、バリ島はあまり興味関心の対象ではありませんでした。当時のバリ島南部は、リゾート開発が始まって、そう古くない時期だったと思います。道路の舗装完了率も低かったような印象があります。タクシーはあったものの今のようではなく、人々の足はベモと呼ばれる乗り合いのミニバスでした。土ぼこりをあげて走る様子がとても印象的でした。

 26年目の初バリ島以来、20年近くバリ島を訪れることなく過ごしていました。仕事の関係で、バリ島に縁ができ、ここ数年は東京ーバリ島の行き来が多くなりました。

 毎回、行くたびにバリ島は変貌しています。数年前に空港周辺の海上に有料道路ができるという話を聞き、「ホントか?」と思っていましたが、昨年あたりから、工事の様子が目に見えてわかるようになり、この9月下旬、ついに開通。バリ島では、海上に道路というのは画期的なことだと思います。



 管理人も通ってみました。開通数日後でしたが、今日まで通行料無料期間ゆえか、お試し組がかなりいました。市内から空港へ向かう線はさほど渋滞していませんでしたが、空港から市内へ向かう線は渋滞。ちょっと首都高の状態。

 走ってみた感想は、ジャカルタ、ましてや日本の有料道路とは違って路面の高低差が目立ち、通常の速度で走っても上下に揺すられ感が激しい。ソフトなジェットコースターみたいな感じ。路面の滑らかさも足りないので、走行中はザ=!という騒音がうるさい。
 突貫工事と揶揄されるこの有料道路ですが、故障なく使えることを祈るのみ。

 多分ですが、この有料道路は4輪用車線と2輪用車線が分離しています。これは安心ですね。