アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1347 古い友達に誘われてペルシャ料理を の巻

 もう10年以上も前に仕事で知り合ったイラン出身の友達。昨日、イランから戻ったのでお土産を渡しがてら会いたいです、と電話をもらいました。

 今日、その友達がおすすめのレストランで会食を。管理人はペルシャ料理も大好きです。しかし、あまり店が多くないので、なかなか食べる機会がありません。トルコ料理店は多いのに。

 今日は友達と、その店のオーナーシェフがおすすめのメニューを楽しみました。

 香辛料を使っている料理だと思いますが、インド料理やインドネシア料理よりも食べやすい味だと思います。








 食べながら、友達とシェフとの会話もはずみました。
「ねね、なんで日本人は自爆テロが起こっているバリ島は怖くないのに、そういうことが一度もないイランは怖いと思ってるの?」
と聞かれました。
「なんでだろうね。でも、私が子供の頃はなんだかテヘランは戦争しているというイメージが強かったわ」
というと、
「あぁ、それは戦争じゃなくて革命でしょう。70年代でしょう。そうだよ、先生が子供の頃、そうそうあれは革命」
と、イランの歴史を語ってくれました。

 シェフが
「イランはコマーシャル足りない。バリ島みたいに宣伝しなくちゃ」
と笑っていました。

 そこに、同じビルにあるインド料理やのコックさんがやってきました。なんでもおぼんを借りたいのだとか。イラン人とインド人は日本語でコミュニケーションを。インド人のコックさんはあまり日本語がうまくない様子。でも、イラン人シェフは、一生懸命お世話をしていました(笑)。
「あの、前にみた、あの〜」
と厨房に入っていくインド人。
「あ、あれでしょ。おぼん。」
とイラン人。
「あぁ〜、長いこういうあぁ〜」
とインド人。
「あ、私がとってあげる。これは日本語で名前が”オボン”というの。おぼん。ナンを作りたいでしょ?これ、洗って使って」
と言って、おぼんを貸していました(笑)。

 そこにやってきたのは、アゼルバイジャン人。すると、管理人の友達は、
「先生、彼はアゼルバイジャン人。でも、僕と同じ民族。僕もアゼルバイジャン。」
と言って、二人で話し始めました。何語なんだろう???

 昨日、今日と、いろいろな国の人と時間をともにできました。大都会に住んでいるからこそ、ですね。