アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その1607 テヘランからのビデオコール の巻

 昨日の夕方、イランのテヘランから友達がビデオコールをくれました。イランの頃な感染者状況は深刻だとニュースになっていましたが、最近のイランは地域ごとに平静を取り戻しつつあるようです。

 昨日のテヘランの街を見ていると、普通の暮らしに見えました。マスクをしている人もしていない人も、感染予防の意味で手袋をしている人もいましたが、ごくごく普通の昼下がりの光景に見えました。

 

 昨日はその友達の自宅付近の果物屋さんで、いろいろな果物を紹介してくれました。今、スイカが季節だそうです。いろんな品種のメロンがあり、りんご、みかん、バナナ、キウイなど見慣れた果物が並んでいました。きゅうりもあり、なんで果物屋さんでキュウリを売ってるのか?と聞くと、キュウリは果物だと。え???果物なの???

 

 でも、奥の方にはトマトやジャガイモもありましたし、ズッキーニもナスもありましたので、果物屋と八百屋の両方を備えた店なのかなと思いました。

 

 今、イスラム圏では断食をしていますが、イランでは断食をしてもしなくても、さほど問題にならないと言っていました。保守派は断食を守っているそうですが、そうでもない人は飲食、喫煙をしていて、それを咎める人もいないとか。

 インドネシアでは、断食をしないとどこかそのコミュニティーに居づらい感がありますが、もっと西側の中東の地域では、インドネシアよりはるかに穏健なイスラム文化があることを知りました。

 

 そうそう、この友達は日本にいればパッと見た感じ、外国人だ、とわかるのですが、昨日のビデオコールで見た顔の感じは、いかにもイランの顔でした。人間の顔は、その人がいる環境、日常使う言語によって雰囲気を作るのでしょうか?管理人がインドネシア華人に間違えられることが多いのも、日本語をほぼ使わない生活に入るからでしょうか。

 

 日本の自粛はいつまで続くのでしょう。来月あたりから段階的に行動制限が緩和されていくであろう希望的観測で、今日から管理人は自宅でも仕事に行くような服装にしました。なんだかこの前、出かける時にちゃんとした格好をしたら肩ころがするし、着心地が悪いし・・・。リハビリ開始です(笑。