今朝のテレビ討論で、現状小中高の授業が半日で終わっているものを、朝から夕方4時頃までのシステムにすることの賛否を討論。
賛成派、反対派、それぞれの意見がありました。感覚や文化、価値観の違いを感じるのは反対派の意見です。
1日学校にいると、子供が飽きる、家族との団欒の時間が無くなる、土日も行事などで登校することがあるので、この上、終日授業となると負担が大きい、家計を支えるため働く子供は、その時間が無くなる、などなど。
もし、日本でもしも半日から1日の授業に変更するということが検討されたら、反対派はどんな意見を言うのだろうか?と想像しますが、パッと思い浮かびません。
先ほどの反対派の意見の中に、子供も家計を支える一部として組み込まれている様子が伺われますが、戦前の日本もそうだったのかもしれません。
賛成派の中には、日本では朝から夕方まで学校で授業を受けるけれど、昼食は学校が用意したものを食べる習慣が一般的で、そのために保護者の負担分と行政からの補助が出ている、同じものを一緒に食べることで、共同体意識や仲間意識が形成されるというものもありました。
しかし、インドネシアでは大都市では、給食が可能かもしれないが、人口の25%強は僻地であり、そういう場所での実施には困難を極めるという考えもありました。
しかし、管理人は思うのです。難しい、こんなんだ、ああだ、こうだと言い訳をするよりも、やる!時めてやってみれば、やらねばならぬの風潮で、ことが大きく動くと思うのです。
今日の討論の内容は、一見してなるほどと思うような意見もありますが、よく考えると、どれも大人の都合、大人の言い訳に過ぎないように思います。
日本式が良いとは言いませんが、日本式もありではないか?と提案したいと思います。