アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その45 岩手県は麺王国(1) の巻

 昔は、岩手は日本でいう陸の孤島などと言われていましたが、新幹線開通、日本全体の生活レベル向上、物流事情向上によって、どんどん様子が変わったように思います。

 岩手の顔といえば南部鉄器。鉄瓶は有名です。紫紺染め。日本でも岩手にある工房だけが全行程を国産、手仕事ですると言うくらい希少価値がある染め物だそうです。食べ物で全国区で有名なのは、わんこそば。毎年大会が開催されています。

 さて、管理人が岩手の食べ物ではまっているものは、じゃじゃ麺です。じゃじゃ麺を出す店は盛岡市内にも結構増えました。東京のじゃじゃ麺は、麺が中華麺で、麺にかかっている味噌は甜麺醤と挽肉の甘い味噌。これはダメ!やはり盛岡のじゃじゃ麺じゃないと。。。

 味はやや塩気がある味噌で、麺はうどんのような麺です。人気の店、白龍(パイロン)は、連日大行列です。先日管理人も並びました。1時間。 そもそもじゃじゃ麺は中国の食べ物ではないか?と思われる方も多いことでしょう。この白龍のじゃじゃ麺も、店を始めた男性が、旧満州時代にそこで食べたものを土台にして、味噌の味を盛岡人に合うよう改良に改良を重ね作り出したものだそうです。

 盛りの量だけが違うメニュー表。管理人は小を注文しました。でも東京で言えば、普通盛りの量です。400円也。


 食べた後に生卵をといて、湯をかけ塩こしょうなどで好みの味付けをするちーたんたんというスープも楽しめます。これは別料金ですので、食べたい人は注文で。

 盛岡へ行ったら、ぜび試して下さい。盛岡のじゃじゃ麺を。