アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その46 岩手県は麺王国(2) の巻

 もう一つ、岩手県の麺で外せないのは盛岡冷麺盛岡冷麺は、平壌の冷麺を基礎に作り上げられたと言われますが、違いは麺にそば粉が混ぜられておらず、小麦粉と片栗粉で作られていることだそうです。ですから、そばアレルギーの人でも安心して食べることができます。

 盛岡冷麺は、挽肉を作るような機械で麺の生地を押し出して作ります。ニュルニュル〜っと出てきた麺を茹で、キムチ、肉、ゆで卵、スイカやリンゴなどが具として使われます。

 韓国や北朝鮮の冷麺はどんな感じの冷麺なのか、管理人はまだ未体験ですので、いつか旅行をして食べてみたいと思います。

 岩手県は寒い地域ですが、盛岡の人は真冬でも冷麺を食べます。国民食ならぬ市民食の地位を確立しています。

 盛岡冷麺で有名な店は、映画館通りをちょっとわきに入った「食道園」、盛岡駅前にある「ぴょんぴょん舎」(東京銀座にも店が出ました)、そして盛岡駅を背にして左手のビルに入っている「盛桜閣」でしょうか。

 食堂園はやや駅から離れていますが、どの店も徒歩圏内です。値段は、700~1000円の範囲に収まると思います。

 スープがオレンジで辛そう。。。と心配な方。大丈夫です。辛さを選べます。また、ぴょんぴょん舎は、「辛み別」といって、自分で調節できるよう別皿に分けて持って来てくれます。

 とにかく、盛岡冷麺は他では味わえないあっさりした中にコクがある、半透明でゴムのような歯ごたえの麺が特徴。お試しあれ。