アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その728 ベビーカーの場所 の巻

 電車やバスにベビーカーを使った乗客が乗ってきた場合、どこに入ればいいのか?ベビーカーを使う人も、乗り合わせた他の乗客も考えてしまう場面を目にします。
 今、この問題をどうするか話題になっています。

 ベビーカーだけの問題ではないと思います。車いすの方も同じです。乗車、下車は駅員が介助しますが、乗った後、その車両ではかなりの場所をとってしまうので、混んでいる電車の場合はお互いに窮屈感があります。
 
 無駄と言われるかもしれませんが、私は電車は常に一車両丸ごと座席がないものをつけて運行したらどうか?と思います。座席がないだけではなく、乗り降りもしやすいように、ドアの数も通常の車両より増やす工夫もして。

 座席がない代わりに、車両の両側面に車いすやベビーカーを固定する装置を設置して、緊急停止をした場合の安全確保もしっかりと。
 
 もしも、朝の通勤ラッシュ時にベビーカー専用車両があまり混雑していない場合は、半分までは立った乗客が乗ってもよいとするなどのルールも作る。どう?

 以前、新宿の某デパートのエレベーターで経験しました。
 ベビーカー優先のエレベーターが一機設置しているデパートでした。でも、だれもベビーカーを使った客が乗っておらず、普通のエレベーターと同じように客が乗っていました。ある階に停止した時、ベビーカーのお客さんが数人待っていました。エレベーターの案内の女性が、
「ベビーカーをご利用のお客様がお乗りになりますので、他のお客様はここでお降りください」
と、乗客をおろし始めました。もちろん、管理人も降りました。
 乗っていた客たちは、なんだか変な顔をしながら次々に降りて、また次のエレベータを待って乗り換えました。

 何機もあるエレベーターなら、このデパートの対応のように途中で客をおろさずに、完全に専用機にしてしまえばいいのに、と思いました。

 電車やバスはそういうわけにはいかないでしょうから、特に電車の場合は女性専用車両があるように、ベビーカーや車いす優先車両を設置したらいいと思います。