昨夜、帰宅するのに始発電車に乗りました。時間も遅かったので、乗客もあまりいませんでした。椅子の上に何か載っていました。見ると、虫の死骸でした。潰された感じで歪な形になっていました。
乗客が乗ってきて、徐々に席が埋まりました。当たり前ですが、その虫の死骸がある椅子周辺は空席でした。通りすがりの乗客も、死骸を見つけて写メ?
しばらくすると、それを気にしないのか気づかない男性が、その虫の上にドスンと座りました。周囲にいて見ている乗客は目がテン。
誰もそこに虫がいることを教えるでもなく、しかし、誰か座るだろうか?、誰か避けるだろうか?と関心を持って見ていました。
関わらない社会生活の典型でした。
途中駅で乗ってきた男性2人が、
「わ、なんだこれ?カナブンか?」と、床にその死骸を払い落として、その席に座りました。
都会生活では無関心であることが生き方としては楽なことも多いですが、海外の大都会も、同じようなのかな?ちょっと興味があります。