アジアな空間

日常の出来事や、アジアに関することを書き綴ります。

アジアな空間 その21 インドネシアのルピア紙幣 の巻

 日本の紙幣と比べると、インドネシアの紙幣は明るい色のものばかり、青、赤、緑。茶色というのもありますが、ほとんどが鮮やかな色使いです。

 そして、インドネシアの紙幣は比較的短期間でデザイン変更をしているように思います。これはなぜ?

 20年以上も前、管理人がインドネシアデビューしたての初心者時代、インドネシアの紙幣はかなり汚れているものも多く出回っていて、中にはちぎれて、「なんとかくっついています〜」というものや、汚れすぎて、お札の表面が別珍のような肌触りになってしまっているもの、色もデザインもわからないくらい茶色になっていて、額を判断するのはお札の大きさで、というようなものが当たり前に使われていました。

 20年経った今、そのようなお札と出会うのは難しいです。

 あの当時は、どうしてこんなに汚れたお金を使うんだろう、とか、財布に入れると凄い臭いになる、とか、ある意味悩みの種でしたが、今となっては、それも懐かしい思い出の一つとなりました。